FMEA定義表画面
FMEA定義表を表示します。また、表示したFMEA定義表のセルを編集することができます。
FMEA定義表は、FMEA表の列(見出し)を規定します。FMEA定義表の行順に従って、FMEA表の列が左から順に作成されます。

FMEAStudioの起動時には、FMEA定義表はDRBFM(Design Review based on Failure Mode)用のFMEA表テンプレートの定義が表示されます。
行の挿入等の操作は、マウス右クリックで表示されるコンテキストメニューからコマンドを選択して行います。
列一覧
FMEA定義表の各列の意味を説明します。
番号
FMEA表の列の順番を規定します。FMEA表の列は番号順に並びます。但し、[表示]にチェックが入っていない列はFMEA表には表示されません。
関数名
FMEA表のセルの値を数式或いはスクリプトから参照する際に使われます。
項目名
FMEA表の各列の名称(見出し名)を規定します。FMEA表の見出し部において、一番下の行になります。
グループ名1
FMEA表の見出しのグループを規定します。FMEA表の見出し部において、下から2番目の行になります。
グループ名2
FMEA表の見出しのグループを規定します。FMEA表の見出し部において、下から3番目の行になります。
型
FMEA表の列の型を規定します。型には以下の種類があります。
- 番号:行の番号を1から順に自動的に作成します。入力はできません。
- 整数:整数値のみが入力可能です。
- 実数(0.123形式):実数値のみが入力可能です。実数は小数表記です。
- 実数(1.23e-1形式):実数値のみが入力可能です。実数は指数表記です。
- 改行無しテキスト:改行を含まない1行のテキストが入力可能です。
- 改行有りテキスト:改行を含む1行以上のテキストが入力可能です。
拡張定義
セルの値を自動的に取得する場合に、取得方法を定義します。
拡張定義をダブルクリックすることにより [拡張定義の設定]ダイアログが表示されます。
ダイアログでは以下が定義可能です。
各定義の入力については [拡張定義の設定]ダイアログを参照してください。
レベル
FMEA表の列の項目レベルを規定します。項目レベルは、 FMEA表のセルの縦方向のグルーピング(結合)を制御します。
項目レベルの値が高くなるほど、グループの階層が高くなります。
例えば下図の場合、各列の項目レベルは[故障モード]=1、[機能]=2、[機能部品]=2、[機能ブロック名]=3、[番号]=3 となります。

※項目レベルによるセルの結合は表示上だけで、内部的にはセルの一つ一つに同じテキストが設定されています。また、セルの結合は表示以外の動作には一切影響を与えません。
エクスポート
[Excel出力]コマンドによって FMEA表を Excel出力する際に、チェックマークが付いている列の情報のみがExcelに出力されます。
インポート
[Excel入力]コマンドによって FMEA表をExcelから入力する際に、チェックマークが付いている列の情報のみがExcelから入力されます。
表示
チェックマークが付いている列のみが FMEA表に出力されます。
参照: FMEA表画面/ [拡張定義の設定]ダイアログ/ アプリケーション関数/ 数式とは/ スクリプトとは/ [数式/定数の設定]ダイアログ
キーワード: FMEA定義表画面/FMEA定義表/項目レベル/レベル/拡張定義
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