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[拡張定義の設定]ダイアログ

MEA定義表画面において、拡張定義列をダブルクリックすることで表示されます。
ダイアログでは以下が定義可能です。

  • 数式:FMEA表のセル値を計算するための数式を定義します。
  • 評価表FMEA表のセルをダブルクリックすることで入力を支援するダイアログが表示されるようにします。
  • マトリクスFMEA表の2つのセル値とマトリクスの定義からこのセルの値が自動的に入力されます。

数式設定画面

[数式]ラジオボタンの選択により表示されます。

[数式]入力欄
数式を入力します。
ここで設定された数式の計算結果が、この拡張定義FMEA表列のセルに自動的に入力されます。
例えば、[致命度]列の拡張定義に下記の数式を設定したとします。
=[発生頻度]*[影響の厳しさ]
この場合、FMEA表で2行目の[発生頻度]列に5、[影響の厳しさ]列に3が入力されると、2行目の[致命度]列に15が自動的に入力されます。
数式の詳細は「数式とは」を参照してください。

[項目]プルダウンリスト
FMEA定義表の項目名の一覧が選択できます。ここで項目を選択し[挿入]ボタンをクリックすると、[数式]入力欄にその項目が挿入されます。

項目>[挿入]ボタン
上記の[項目]プルダウンリストを参照。

[関数]プルダウンリスト
FMEA定義表画面および数式/定数画面の関数名の一覧が選択できます。ここで関数を選択し[挿入]ボタンをクリックすると、[数式]入力欄にその関数が挿入されます。

関数>[挿入]ボタン
上記の[関数]プルダウンリストを参照。

[定数]プルダウンリスト
数式/定数画面の定数名の一覧が選択できます。ここで定数を選択し[挿入]ボタンをクリックすると、[数式]入力欄にその定数が挿入されます。

定数>[挿入]ボタン
上記の[定数]プルダウンリストを参照。

評価表設定画面

[評価表]ラジオボタンの選択により表示されます。
FMEA表のセルをダブルクリックすると、[評価表]プルダウンリストで設定された評価表のダイアログが表示されます。

そのダイアログで入力したい行を選択すると、[FMEA表に入力する値の列]プルダウンリストで選択された列の値がこのセルに入力されます。

[評価表]プルダウンリスト
評価表画面で定義されている評価表の一覧が選択できます。

[FMEA表に入力する値の列]プルダウンリスト
[評価表]プルダウンリストで選択された評価表の列の一覧が選択できます。

マトリクス設定画面

[マトリクス]ラジオボタンの選択により表示されます。
FMEA表の列に[マトリクス]プルダウンリストで設定されたマトリクスが設定されている場合、そのマトリクスが参照する2つの列のセルの値からマトリクス値を求め、その値が対象のセルに入力されます。


[マトリクス]プルダウンリスト
マトリクス画面で定義されているマトリクスの一覧が選択できます。

[縦尺度名]プルダウンリスト
[マトリクス]プルダウンリストの選択により、このラベルの表記は変化します。
マトリクスの縦の尺度(上図の例ではA~C)に対応するFMEA定義表の項目の一覧が選択できます。

[横尺度名]プルダウンリスト
[マトリクス]プルダウンリストの選択により、このラベルの表記は変化します。
マトリクスの横の尺度(上図の例では[1]~[3])に対応するFMEA定義表の項目の一覧が選択できます。

[OK]ボタン
入力した情報を拡張定義に設定します。

[キャンセル]ボタン
設定せずにダイアログを閉じます。

参照: [オプション]ダイアログ/FMEA定義表画面
キーワード: [拡張定義の設定]ダイアログ