FTA(Fault Tree Analysis：故障木解析)は、故障や事故を木構造を使ってトップダウンに分析する手法です。
FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)は、個々の部品の故障モードを列挙し、ボトムアップに分析する手法です。
FTAStudioは、FMEA表およびFT図の作成、入力支援、レポート出力等、幅広くFTAおよびFMEAをサポートするアプリケーションプログラムです。

高度なレイアウトアルゴリズムで高速描画

ノードの移動や追加でツリーが変更されると直ちにレイアウトを再計算。最適な形状に配置します。
数千のノードを入力しても、さくさくと操作することができます。

縦・横向き、JIS・シンプルスタイルが選択可能

故障木は縦向き・横向き、JISスタイル・シンプルスタイルが表示可能。ボタンクリックで即座に切り替わります。

確率を自動計算

最小カットセットに基づいて、全てのノードの確率を自動計算します。

最小カットセット

最小カットセットを計算して表形式にまとめます。

強力な印刷機能

印刷時はページ境界を避けてノードを配置。接続線には対応番号が自動的に付加されます。

マルチビュー

トップ事象だけでなく、任意の中間事象を頂点とする故障木を作成することができます。

故障木の絞込み

故障木を指定したキーワードに関連する事象に絞り込むことができます。発生した事象をキーワードとして指定することで、診断中の故障に特化した故障木を動的に作成することができます。

他の故障木を検索

別の文書ファイルとして保存されている故障木を、一括して検索することができます。過去に作成したFTAStudioの故障木を検索し、類似する事象を参考にすることで故障木の作成を助けます。

CSVファイルとの相互変換

FTAStudioの文書ファイルは他形式にも変換しやすいCSV形式です。
故障木を横向きのツリーを模したCSVの表として出力することができます。またそのCSVを入力することができます。CSVは、Excel等の表計算ソフトで取り込むことで表形式の簡易的なFTAに変換できます。

作成済みのFMEA表から引用検索

作成済みのFMEA表を全て検索して類似の事象をピックアップ。故障モードの入力忘れを防ぎます。

FMEAとFTAのデータ連携

FMEA表とFT図を連携させ、相互にデータの変更を反映させることができます。

スクリプトの設定

スクリプトを設定することができます。項目の値が閾値を超えるとセルを塗りつぶす、といった処理ができるようになります。