セルに数式を設定 |
バージョン1.3以上のFMEAStudioでは、FMEA項目定義表画面の[型の補助定義]に数式を設定することができます。数式が設定されたFMEA表の列のセルは、計算結果が自動的に表示されるようになります。 FMEA表のサンプルファイルは、以下のURLからダウンロードできます。
https://graphkobo.com/ftastudio/samples/sample.zip
FMEAStudioを起動し、ダウンロードしたFMEA表サンプル「fmea_bike.ftaf」を開きます。
FMEA項目定義表画面を開きます。 |
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「致命度 C=O×S」の[型の補助定義]に数式を入力します。数式は「=」から始まります。まずキーボードで「=」を入力します。 |
他の列のセルを参照するには「<<列名>>」の形式で指定します。
「=」の次に「<」を入力すると、列名の候補がプルダウンリストで選択できるようになります。
リストの一覧から「<<発生頻度 O>>」を選択します。 |
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さらに乗算演算子「*」と「<」を入力し「=<<発生頻度>>*<」とします。ふたたびプルダウンリストが表示されるので「<<影響の厳しさ
S>>」を選択します。
最後に[Enter]キーを押すと、数式「=<<発生頻度>>*<<影響の厳しさ S>>」が設定されます。 |
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同様に「リスク優先数 R=C×D」の[型の補助定義]に数式「=<<致命度 C=O×S>>*<<検出度 D>>」を入力します。 |
キャンバスにFMEA表を表示させて、「致命度 C=O×S」、「リスク優先数 R=C×D」のセルの値が数式の計算結果に一致していることを確認します。 |
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「影響の厳しさ S」の値を変更してみます。
「致命度 C=O×S」、「リスク優先数 R=C×D」のセルの値が自動的に変更されます。 |
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